在宅勤務における作業効率について
こんにちは。
最近在宅勤務の方増えてるかと思います。
在宅勤務 新型コロナ対策で増加
▽…国土交通省の3月の調査では、在宅勤務を実施していると回答したのは働く人の12.6%だった。以前から在宅勤務の経験があった人は7.4%で、新型コロナ対策として初めて実施した人が5.2%だった。政府が7日に緊急事態宣言を出したことを受け、さらに増えていく可能性がある。
出典:日本経済新聞 2020年4月9日の記事 (https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57843640Y0A400C2EA2000/
アメリカやヨーロッパは日本に比べテレワークが普及してると聞きますがみなさんのところはいかがでしょうか。
私も在宅勤務にシフトしました。
いい面もたくさんありますが、生産性やモチベーションが落ちてしまったり
難しいと感じた面もあるので今回はそちらに注目し、なぜ生産性が落ちてしまうのか、そして私なりの簡単な対策も書いてみました。
では早速書いてみます。
在宅勤務で生産性が落ちてしまうであろう理由①
会社に行くということ自体が一つのやる気スイッチになっている
考察:
自分なりのルーティンてありますよね。
これを食べたら元気になるとかでもいいですし、
この服を着たらテンション上がるとかそういった類です。
なので会社に行くまでの準備含め、会社に着いてPCの電源を入れるまでの流れ自体が自分のやる気スイッチになってる方も多いと思います。
在宅勤務でしたら通勤もありませんので自分なりにこれに替わるものが必要と思います。
対策:
例えばですが、
朝起きたら決まった時間、場所で同じストレッチをする。
コーヒーを机に置いたらPCの電源を入れてスマホは見ない。
などなど。
朝の習慣を持つことはいいことだと思います。
ぜひ始めてみて在宅勤務の有無関係なく続けてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は朝の10分の読書、5分の瞑想、軽いトレーニングを毎日仕事に関係なく行っています。
メリットがたくさんありおすすめです。いつか紹介したいです。
在宅勤務で生産性が落ちてしまうであろう理由②
いつでも出来るだろうという思い込み
考察:
私のように新型コロナの影響で急遽在宅勤務にシフトした方に多いと思いますが、
会社に通勤していた時より仕事量が減った、
もしくは大きく増えてないといった方いませんでしょうか。
(ポジションによっては対策に追われタスクが増えてる方もいるかと思います。)
そうなると「この程度なら数時間で終わるな」とか「明日でもいいのでは」といった考えがチラホラ浮かんでくることがあるかと思います。。
対策:
普段から行っている方もいるかと思いますが、
朝一でスケジュールを書き出すことです。
ただこれはtodoリストではありません。時間軸に落とし込んだスケジュールです。
例えば、
9:00-9:30 A社への見積もり作成
9:45-10:15 午後の電話会議の準備
13:00-15:00(終了予定) 電話会議
などです。
ポイントはtodoでなく時間軸に落とし込むことで、
自分が抱えてる仕事はいつ終わるのか、そもそも今日終わるのかを判断できます。
私はスタッフにもtodoでなく上のように、
いつやるのか、そしてどれだ時間がかかるのかを把握するように。とよく言っています。
上のスケジュールをつくるのにはポイントが数点ありますが、
一番はスケジュールをカツカツにしすぎないことです。
例えば私が上のスケジュールを実際に組んだとしたら、
定時が17時でも電話会議の後には何も書かないと思います。
理由は電話会議が延びるかもしれませんし、もし概ね時間通りに終われば定時までにできそうなことをその場で選んでやってもいいわけです。
みなさんもカツカツにしすぎないように。夕方は生産性も落ちますしね。
慣れてきたら1週間、ひと月、、といった感じで期間を伸ばせるようになると有効な武器になりますよ。ぜひ活用して在宅勤務明けも継続してみてください。
在宅勤務で生産性が落ちてしまうであろう理由③
リフレッシュができない。(生の新情報が外から入ってこない)
考察:
渡航禁止。夜の街(居酒屋、パブ)などの営業停止や時間規制。
不要不急の外出の禁止などによりリフレッシュができないことでストレスが溜まっている方も多いのではないかと考えます。
ちなみに私のいる国は封鎖状態(ロックダウン)しておりますのでいたるところに警察がいて「どこに行くのか、外出の理由は何か、」といったことを聞かれます。
日用品の買い物や生活に必要な用事での外出はOKです。
会社でスタッフや同僚と話すというだけでリフレッシュになる方もいますし、
人と話すことで新しい生の情報に触れることもできます。
この新型コロナの影響以前から在宅勤務をしてる知人いわく、
「たまにオフィスに行って人と話すと自分が抱えてる案件の相談ができたり、
時に自分の仕事の悩みがとても小さいと感じることがあって良い」と言ってました。
対策:
時間を決めてたまには知人やスタッフとコミュニケーションを取る。
あとは少し違う面からですが、
リフレッシュという意味ではこの外出自粛後の楽しみ等を計画するのも良いと思います。
例えば、旅行を計画するとか。新しい趣味を始めるために情報を集めるとか。
それと上とは別で硬い話もするならば、
今まで日々の仕事に追われて時間がなかったが、上司や会社に対しての提案を作ってみるとか?
これは実際に提示しなくてもいいかもしれませんが、
実際作ってみる、もしくは考えてみて、「ああ、自分は実際これをやりたいんだな」とか「自分は別の業界の方が合ってるかも、新しいことに挑戦してみたいのかな」など気づきも多いかと思います。
これもぜひ一度トライしてみて、可能なら在宅勤務後もたまに見返すなり継続してみてもいいかと思います。
まとめ
もちろん上記がすべての理由でないと思いますが、参考になればと思います。
基本的に急な環境変化についていくのは難しいことです。
なので生産効率は以前と比べて落ちると思っていいと思います。
ただその中で大事なのは、
生産性が落ちているならそれを認めて、なぜ落ちているのか、
そしてどうすればそれを好転できるのかをきちんと分析することだと思います。
なぜ自分はダメなんだと思わず、ピンチをチャンスに変えていきましょう。
ではまたすぐにでも
(余談ですがスポーツですとサッカーが好きなのですが、鹿島アントラーズの内田篤人選手も「モチベーションはみんな落ちると思いますよ」と言ってました。このコロナウイルスに関してはスポーツ選手はまた違った悩みがありますよね。)
あと子供はこの期間中は勉強もするようにって(笑
内田篤人がコロナ禍で提言「ヨーロッパがアジアに合わせれば」「リフティングだけじゃなくて…」
――選手として、こんな状況の中、モチベーションは落ちてないですか?
内田:みんな、落ちてると思いますよ。練習試合を週1で入れてはくれてますけど。しかも、鹿島は監督が代わったばかりなので、いろいろスムーズにはいかないです。
出典:Yahoo Japan ニュース 4/14(火) 12:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00010002-realspo-socc